熊本地震、避難生活で223人が肺炎で亡くなった
熊本県では、3日午後から雨風が強まった。益城町では最大瞬間風速17メートルを観測。熊本県内ではこれまでに50ミリを超える雨が降っているところもあり、土砂災害への注意が必要だ。長引く避難生活での不安はまだある。東日本大震災では、発生から2週間後に、高齢者の肺炎が急増したという報告がある。阪神淡路大震災では、避難生活などで病気などにかかり、亡くなった922人のうち、223人が肺炎で亡くなったという。肺炎を引き起こす原因の一つは、口の中の細菌だ。避難生活では、寝ている時間が長いため、口の中の細菌がだ液などと一緒に肺に入り、肺炎になるリスクが高まるという。「誤嚥(ごえん)性肺炎」と呼ばれている。熊本県の歯科医は3日も避難所を回り予防を呼びかけた。
タグ:熊本地震
2016-05-04 13:26
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