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イオンが約20万個を自主回収 食中毒の原因菌混入か

イオンはミックスベジタブルとグリーンピースの冷凍食品に食中毒の原因となるリステリア菌が混入している可能性があるとして、約20万個を自主回収すると発表しました。

 イオンが自主回収するのは、冷凍食品の「トップバリュグリーンアイオーガニックミックスベジタブル」と「トップバリュグリーンアイオーガニックグリーンピース」の2つの商品です。原料として使用しているアメリカのCRF社が製造した野菜に食中毒の原因となる恐れがあるリステリア菌が混入している可能性があるということです。イオンは「万一、商品に菌が混入していても、加熱調理で菌は死滅し、安心して食べることができるが、万全を期すため自主回収することにした」としています。
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熊本地震、避難生活で223人が肺炎で亡くなった

熊本県では、3日午後から雨風が強まった。益城町では最大瞬間風速17メートルを観測。熊本県内ではこれまでに50ミリを超える雨が降っているところもあり、土砂災害への注意が必要だ。長引く避難生活での不安はまだある。東日本大震災では、発生から2週間後に、高齢者の肺炎が急増したという報告がある。阪神淡路大震災では、避難生活などで病気などにかかり、亡くなった922人のうち、223人が肺炎で亡くなったという。肺炎を引き起こす原因の一つは、口の中の細菌だ。避難生活では、寝ている時間が長いため、口の中の細菌がだ液などと一緒に肺に入り、肺炎になるリスクが高まるという。「誤嚥(ごえん)性肺炎」と呼ばれている。熊本県の歯科医は3日も避難所を回り予防を呼びかけた。
タグ:熊本地震

パナマ文書で所有者特定、モディリアニ作品を押収 バンザイ [パナマ文書]

4月12日 AFP】第2次世界大戦(World War II)中にナチス・ドイツ(Nazi)によって略奪されたとみられる伊画家アメデオ・モディリアニ(Amedeo Modigliani)の絵画が、スイス・ジュネーブ(Geneva)で押収された。当局が11日、明らかにした。パナマの法律事務所から流出したいわゆる「パナマ文書」により、現在の所有者が特定されたことがきっかけだったという。

 ジュネーブ司法当局の報道官がAFPに明かしたところによると、「パナマ文書に関連した新事実の枠組みの中で、刑事手続きが始まった」という。同報道官は、問題の絵画は「先週後半に押収された」としている。「パナマ文書」問題では、法律事務所モサック・フォンセカ(Mossack Fonseca)から流出した膨大な内部文書から、世界中の有力な富豪がオフショアで行っていた闇取引が明らかになった。

 捜査が始まったのは、こうした文書の一つによって、厳重な警備が敷かれたジュネーブの自由港(外国貨物に関税を賦課しない商港)に保管されているモディリアニ作品が、オフショア企業のインターナショナル・アート・センター(IAC)を通じ、富豪で著名美術品収集家のデービッド・ナーマド(David Nahmad)氏の極秘所有物とされていることが明らかになった後だった。

 現地メディアによると、問題の絵画は、口ひげを生やして帽子をかぶり、つえを手にした男性を描いた「つえを突いて座る男(Seated Man With A Cane)」という1918年の作品で、2500万ドル(約27億円)相当の価値があるとされる。

 略奪された財産の追跡を支援するカナダの団体モンデックス(Mondex)は同作品について、1939年にフランス・パリ(Pairs)から逃れたユダヤ人美術商からナチスが略奪したものだとしている。

 モンデックスは2011年以降、この美術商の孫にあたるフランス人農業従事者が絵画を取り戻せるよう米当局に協力を要請していたが、米当局も現在の所有者を特定しきれずにいた。

 所有者の可能性があるとして名前が挙がっていた大富豪のナーマド家は米裁判所に対し、作品を所有しているのは自分たちではなくIACだと主張していた。同社の設立を手掛けたのは、パナマ文書の流出元であるモサック・フォンセカだった。報道によると、IACは同作品を1996年に競売で落札したという。

 だがスイス日刊紙ルマタン(Le Matin)が先週公表したパナマ文書の一つから、IACの単独所有者がデービッド・ナーマド氏であることが明らかになった。

 自身もユダヤ系であるナーマド氏は、「私が(ナチスの)略奪品を所有していることを知ったなら、夜も眠れないだろう」と述べていた。ナーマド家はジュネーブの自由港に、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)の作品300点を含む約4500点の美術品コレクションを保管している。(c)AFP
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アイスランド首相 「パナマ文書」疑惑で辞任政治家初の失脚 [政治]

【4月6日 AFP】アイスランドのシグムンドゥル・グンロイグソン(Sigmundur Gunnlaugsson)首相が5日、いわゆる「パナマ文書」がもたらした世界的なスキャンダルのあおりを受けて辞任した。この問題が原因で失脚した初の政治家となった。

 このスキャンダルは、パナマの法律事務所から流出した内部文書1150万点を世界のメディア各社が調査した結果明らかになったもので、現職または元職の国家元首12人を含む政治家140人がタックスヘイブン(租税回避地)での金融取引に関与していたとみられることが明らかにされた。辞任に追い込まれたグンロイグソン氏は、この問題をめぐり最大のあおりを受けた人物となった格好だ。

 進歩党のシグロウル・ヨハンソン(Sigurdur Johannsson)副党首はテレビの生放送で、「首相が(自党の)議員グループの会合で辞意を表明した。後は私が引き継ぐ」と宣言した。

 タックスヘイブンの利用者として名前が挙がっている中には、ロシアのウラジーミル・プーチン( Vladimir Putin)大統領の側近や中国の習近平(Xi Jinping)国家主席の親族、デービッド・キャメロン(David Cameron)英首相の亡父に加え、サッカー・アルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)選手などの著名人らがいる。いずれも違法行為はなかったと一様に否定している。

 グンロイグソン氏も夫人と共にパナマに法人を持ち、数百万ドル規模の資産を隠していた疑惑が浮上。同氏は国外に資産を隠している事実はないと否定したものの、街頭で卵を投げるなどの抗議行動が展開され、グンロイグソン政権に対する圧力が強まっていた。(c)AFP/Hugues HONORE with David WILLIAMS in Paris
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